



春山物語|2009-12-06 03:00:00
JWPさん大阪大会で、メインの日向さんと輝さんのシングルを見ました。
30分ドロー。試合はもちろん素晴らしかったのですが、自分は思いが伝わりすぎる日向さんのマイク、輝さんと抱擁する姿に胸を打たれました。
そして、うまく説明できないのですが、その時に流れた曲。
ハッピーハッピーなんとかなんとかでー。
この曲がマッチしすぎていました。
多分、JWPさんの過去のなにかで使用されていた曲です。
女子プロレスが少女たちの青春であるというコンセプトにぴったりな、せつなさ。
どんなドラマも叶わないワンシーンがそこにありました。
自分が最初にJWPさんに参戦させていただいたのは両国大会で、その時全日本ジュニアのベルトを持っていた輝さんに挑戦しました。
それまでも、IWAで一年やってきて、試合のどうしょうもなさを喜ばれる人気のようなものはあったと思います。
それでも、あの試合があって一気に自分を知ってもらうことができたと思っています。
自分にとって輝さんとの試合は忘れられない1戦であり、もちろんたくさんの方のご協力があってあの試合がありましたが、やはり対戦してくださった輝さんへの感謝の気持ちは一生消えるものではないのです。
その輝さんと、日向さんは、新人の頃ツートップというか、やはり実力が抜きん出ていて、いつも並びで評価されていたように思います。
ある日、輝さんが脳外出血で欠場されました。
その時は知識も調べるて立てもあまりなく、ただただ、脳の出血ということが恐ろしかったのと、こんなに素晴らしく才能もあり将来が有望な選手でも、一瞬でたたれてしまう怖さがプロレスにはあるのだとショックでした。
その後、輝さんが引退することなく回復しプロレスを続けられていて、当たり前のように試合をされている姿を見ると勇気が出ます。
日向さんのように団体にずっといても、離れても、それぞれに出会いと別れがあり、それぞれが満ちている状況のなかで30分間戦い、決着がつかなかったこと。
あの時一緒に生まれた団体で、時間を経ても同じように競い合っていること。
そこに夢を感じずにはいられませんでした。
ふたりが抱き合っている姿に涙しながら、タッグの防衛戦を、日向さんと輝さんとやりたいと強く思いました。
その試合の前、セミでよねざくらのタッグのベルト初防衛戦があり、勝利しました。
メイン後にマスコミの方にふたりでコメントを出す機会がありました。その時、愕然としたことがあります。
次は誰と防衛戦をやりたいですか?との質問に、よねちゃんが「誰とでも、自分たちとやりたいといってくれるとは誰とでもやりたいです」と答えたのです。
これ自体はよくあるコメントで、王者の余裕を感じるし、幅を感じさせていいと思います。
でも、それじゃ春山さんと一緒だよ!
だってさ、ベルトをとってから、タッグベルトの名前は出たとしても、よねざくらの名前が出たことある?
一度も、ないよ。
JWPという団体のなかで手段としてタッグのベルトがほしいといわれたことはあります。それは今回。
でも、よくあるような、「誰々がチャンピオンだからその人が持っているうちに挑戦しないと意味がない」というようなこといわれたことないんだよ。
自分自身もタッグのベルトをどういうふうにしたいって思えていないと思った。その時。
私自身にはちょうど強い思いがあって、無差別のこともあるから、春山さん&倉垣さんと対戦したいと思ったし、日向さん&輝さんと対戦したいと思った。
それはコメントで出しました。
明日は、よねちゃんがハイスピード選手権、私は無差別、どちらもシングルで勝負です。
もちろん個人でも負けたくない。
でも、タッグチームとしてもっと夢見たい。面白くしたい。
お互いの4本8本のベルト、明日で9本のベルト、どれも持っているうちに最高に活かしたい。
私は日向さんとシングル2連戦して負けてしまったけれど、無差別のベルトをとったら、ICE×60とあわせて、シングル2冠戦を日向さんと戦う約束を取り付けています。
必ずそこにつないで、今度はタッグのベルトにも挑戦してもらうつもり。
日向さん引退まであと3週間じゃなくて、まだ3週間もある。
完結にむけてきれいに走るのではなく、最後のその瞬間まで最前線で争ってほしいと思うし、もちろん勝手な願いかもしれないけれど、周りがそっとはしてくれないのが日向あずみというレスラーの常だったはず。
日向さんと輝さんの、大阪での30分引き分けを見てしまったから、その続きを見たくなってしまった。
その対角に今度は立てるならそんな幸せなことはない。
まあ、よねちゃんの気持ちも含めてすべて妄想ではあるけれど、あの手この手を使えばたいがいのことはどうにかなるさ。とにかく行動!
よねざくらが本当のチャンピオンとして、タッグチームとして、みんなに認めてもらえるようになるためにも、ここは一緒に通っておきたい道なんだ。
明日、勝ってね!
私も、勝つよ!