さくらえみ(Sakuraemi)オフィシャルブログ|さくらいと

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  • 名前:さくらえみ
  • 性別:女性
  • 誕生日:1976年10月4日
  • 血液型:B型
  • 出身地:千葉県君津市

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さくら急便|2007-11-13 00:00:00

【さくら急便・5】17歳の初野宿

メルマガで連載中の、さくらの昔話の続きです。



炎天下の中、ひたすら三重を目指します!
トラックのいきかう国道を進むのは地獄でした。それでもなんとか東京へ。
日比谷公園にたどり着きました。なぜかホームレスの街だと思い込んでいたので、普通ににぎやかでびっくりしました。その時以来日比谷公園には行っていないですね。懐かしい。ママチャリにTシャツ、ジャージ。普通に道行く人です。
朝スーパーの袋に食料をつめてきていました。前カゴにショルダーバックと一緒につめてあります。
途中、道を尋ねられて「このあたりわからないので…」とお返事した時の、おばあちゃんの顔が忘れられません。
どうみても地元の学生の部活帰りだったと思います。
イジワルしたかったわけじゃないの…!かなり落ち込みました。


夕焼けが綺麗でした。


そして、横浜へ…。
行けるところまで行こうと勇んだものの、さすがに疲れてあたりも真っ暗なため休むことにしました。

今みたいにネットカフェなどありません。そもそもそういう考えすら浮かばず、公園で野宿をしようとベンチに座りました。

疲れた…。

ちょうど良い長椅子が見つかりました。
さっそく横になったのですが…うと…うと…。



ね、寝れない!
もう動けないのに、寝れなかったです。
とにかく怖かったし、もの音がするたびに、おばけかと思い、公園の遊具が動いている感じがします。

夏だったので、はおるものを持って来ていなかったため、なおさら心もとないというか、バックを枕にしても何しても寝れない。

眠いよ、寝れないよ。

急に悲しくなりましたが、取りあえずスクワットと腕たてふせだけやりました。
日焼けた腕を曲げるたびにすっごく痛くて、でもにやにやしていました。


練習を終えるとどうしても贅沢したくなり、オレンジの缶ジュースを買ってしまいました。美味しくてでも無駄遣いに自己嫌悪して、私ってやつは…なんて、自分に酔っていたよ。ますます寝れないのでフラフラ歩いていると、交通整備のおじさんに話しかけられました。

きかれるがままに経緯をペラペラ話しました。
人を疑うことを知らなかったわけでなく、交通整備の人は警察官だと思っていたの。
車にのせてくれるというので、ついていきました。

交通整理の方を警察官だと安心しきっている私。
車で新横浜まで送ってくださるといいます。自転車まで一緒にのせてくれて感激しました。
夜道を色々なお話をしながら、新横浜まで到着。そこで別れました。

多分、真琴やあおいが今おなじことしたら激怒します。世間知らずです。

新横浜につき、あたりも真っ暗とはいえなかったので、少しベンチに座りうとうと。

目がさめたら自転車がなくなっていました。うぉぉぉ。

自転車を買うお金もなく、電車賃もありません。

親には連絡したくなくて、友達に生まれて初めてお金を借りました。郵便為替で1万円。今でも覚えています。

電車にのり、ぐっすり寝ました。

そして到着。

ところが困ったことに早くつきすぎてしまいました。
自転車でいこうと思ったところを電車でいったのだから当然です。


大会は2日後だったような気がします。




ついたよ三重に。
時間はたっぷりあったので、まずは会場にいってきました。すごくきれいなところ。体育館の名前は忘れました…。中にはいれたので、うろうろして、ここにリングがあって、ここから選手が入場して…なんて、にやにやしながら体育館で半日くらい過ごしたあと、隣接されていた図書館で時間をつぶしたり、銭湯を見つけたのでゆっくりお風呂につかりました。自転車を1日こいだ経験などないので、筋肉痛がひどかったです。ゆらゆらゆれながら、誰も自分のことをしらない土地にいるというワクワク感を感じ、さみしくなったりもしました。
チケットを買いに、近くのプレイガイドだった本屋さんで買いました。
近くで見たかったのですが、値段が高かったのであきらめ、3000円の2階席を購入。白黒のシンプルなものでしたが、神取さんの写真が入っていて、どきどきしました。
大事にしまい、またうろうろしていたのですが、とうとう夜がやってきてしまいました。
駅前もにぎやかではなく、ファミレスやカラオケボックスなどもありません。野宿はできないし…迷って、寝ないことにしました。昼間なら寝ても大丈夫だから、夜は起きていよう。
駅前の階段に座り、もってきていた歴史の教科書を読んでいたのですが、本当に時間がたつのが遅い!

1時間たったかなと思っても、たったの15分くらいだったり…。
結局そこには1時間くらいしかいなくて、公園の遊具の中で寝ました。
コンクリート製の山があり、真ん中をくりぬいてありました。直径3メートルくらいで人がくぐれるようになっているものの間にはさまっていました。
荷物がとられるのが怖いので、すぐわかるようにショルダーバックの紐を首にぐるぐる巻きにしていました。

その時はいいアイデアだと思っていたんですよ。誰にもみつからなくて良かったわ…。









つづく






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